
高齢者(シニア)向けの英会話教材をご紹介します。
英会話学習は脳トレにも効果的です。
英会話と老化防止の関係については、こちらに関連記事があります。
この教材は、海外旅行で英語が苦手な方にも効果的です。
英会話教材選びで迷っている方は、ぜひご一読ください。
高齢者の学びごとで英語が大人気
高齢者(シニア)の間で、英語を学ぶことが大人気です。
リクルートによる「人気おケイコランキング」のシニア(50~64歳)に関する調査結果を見てみます。
この1年間に経験した「学び事・習い事」は、男女とも「英語」が第1位でした。
英会話教材の選び方は
英会話を学ぶ理由・使う場面をはっきりさせよう
高齢者が英会話を学ぶ理由は、知識・教養を高めたいとか、学ぶことが楽しいというものが多いでしょう。
また、脳トレに役立つということもあると思います。
ただ、一つ注意したいことがあります。
はっきりした目的があるならよいのですが、ばくぜんと取り組んでいると、やがてやる気が落ちてきて、長続きしません。
まず、楽しく学ぶということは、これは大切な条件です。
学校時代の受験英語の勉強のように取り組むと、これは苦しいだけです。
ただ単語をたくさん覚える、正しい文法で話すなどを中心にしたら、やがて飽きて、挫折してしまいます。
ですから、あなたが興味をもてる英会話教材を選ぶことです。
そして、選ぶときに大切なのが、英会話をどういう目的で学ぶかということです。
知識・教養を高めるためでもよいのですが、実際に英語を話せる・使えるようになるには、もっと現実的な目的をもつことをおすすめします。
たとえば、あなたの実際の生活場面を思い浮かべてください。
実際に英語で話すことが必要になる場面は、どのようなものですか?
もし、そのような場面が思い浮かばないとなると、せっかく学ぶ英語の効果を試すことができません。
ちょっと、習いごとが上達する場面を思い浮かべてください。
あなたが何か経験していれば分かると思いますが、たいていの習いごとでは、その成果を発表するとか、公開の場面で上達を試される機会があると思います。
毎回、おしゃべりをしながら習いごとばかりしていては、まず上達しません。
なので、必ずといってよいほど、試練を与えられるはずです。
その試練に取り組むことが集中して学ぶ機会になり、上達につながるはずです。
ではあなたにとって、英会話の上達のための試練はどういう場面でしょうか?
つまり、実際に英語を使うこと・話すことが必要な場面です。
具体的な目的にそって英会話教材を選ぶ
もし、具体的な場面がイメージしにくいなら、あなたの生活の中で、過去の関連する場面を挙げてください。
たとえば、海外旅行。
行ったことのある方は、もう少し英語を話せたら、食事やショッピングが楽しくできたのに、と悔やんだ経験があるかもしれません。
まだ未経験の方は、今後行くとしたら、どのような英語を学ぶ必要があるかを考えてみてください。
あるいは、街なかで、観光旅行の外国人から道をたずねられる。
頭が真っ白になり、中学校で習った英語も出てこなかった経験があるかもしれません。
ふつうの暮らしをしている方にとっては、英語を使う主な機会は、このような場面だと思います。
そこであなたに提案したいのは、まずは海外旅行を楽しめるようになる教材を学ぶことです。
海外旅行の教材を学ぶメリットは
① 英語のレベルが高すぎず、現実感をもてる
ふつうの海外旅行で英語を使うのは、いくつかの場面に限られます。
たとえば、入国の場面、ホテルの場面、食事の場面、買い物の場面などです。
そして、それぞれの場面では、最低限の英語を覚えれば、何とか旅行ができます。
でも、カタコトで最低限の英語で済ますよりも、もう少し自分の意思を英語で伝えられれば、旅行がもっと充実するはずです。
そのために必要とされる英語は、中学・高校の英語で十分なので、レベルが高すぎるということはありません。
② ストーリーをイメージしやすく、興味ももちやすい
海外旅行は、出発から帰宅までで完結します。
そして、一般的に、どのような場面が展開していくか、ストーリーをイメージをしやすいです。
海外旅行嫌いという方を除いて、その内容に興味をもちやすいです。
③ 果てしなく続く学習でなく、1ヶ月程度の区切りで始められる
この点は、案外重要なポイントだと思います。
毎月お金を払って、長期間続ける英語の学習だと、よほど楽しくなければ、興味や集中力が続きません。
それに対して、海外旅行は出会う場面がほぼ決まっており、一定の期間で終わるので、学ぶべき英語がはっきりしているのと、量も限定的なので、興味をもちながら集中して学ぶことができます。
目標達成を1ヶ月に区切ると、その中で集中することができるようになります。
これが、期間の区切りがなく、ダラダラと学ぶやり方だと、学習効果が低下すると思います。
もし、1ヶ月で成果が出たら、また1ヶ月を区切りとして、次の目標を作り、同じように興味と集中力をもって、英語学習を続けてください。
きっと、上達するはずです。
あなたの海外旅行ストーリーを作ろう
海外旅行といっても、まだ漠然としていますから、あなたが計画している・訪れたい国・地域を特定します。
例えば、アメリカ合衆国、さらに州や施設・名所・地域など。
そして、旅行工程表を作るような作業をします。
そうすれば、具体的にどのような場面で英語が必要になるか分かるでしょう。
また、何かトラブルがあった時に必要な英会話もありますが、ここでは省きます。
必要な英語の場面は、例えば、飛行機内、入国審査、ホテル、レストラン、タクシー、ショッピングなどと、項目を挙げらると思います。
あなたがもし、インターネットを使えるなら、検索サイトで、こういう場面のキーワードを入れて、必要な英会話を、いろいろと調べることができます。
あなたが学習熱心な方なら、それらを整理していけば、ご自分で「旅行英語集」を作れますね。
そして、海外旅行のシーンに従って、繰り返し練習するのです。
言ってみれは、リハーサルです。
要は、まず学習の場面・対象を絞ること、そしてそこで必要な英会話を何回もリハーサルのように練習することです。
そのとき、音声の手本がやはりあると、よいともいます。
英会話では、実践で役立つことが第一に必要なことです。
受験英語の難しい単語や表現を覚えても、日常英会話ではたいして役立ちません。
相手が知らないかもしれないし、古臭い・肩ぐるしいと感じるかもしれません。
基礎的な文法・単語などは、中学・高校での英語知識で、だいたい済んでしまいます。
それよりも、日常英語で、実際に使われている単語・表現を身に付けることです。
そして、リズムやイントネーションも真似ることです。
そうやって、少しずつ、英語の感覚を感じ取っていくことです。
まとめますと、受験英語のように理論から始めるのでなく、今使われている実際の英会話の体得から始めることです。
海外旅行と日常会話を学べる教材とは
もしあなたが、海外旅行に困らない程度の英会話と日常的な英会話を、自分のペースで、納得できるまで自宅で勉強したいなら、一つのおすすめ英会話教材があります。
テレビや新聞で広告されている英語教材は何万円、何十万円(月額が安くても合計すると高い)としますが、この教材はもと手ごろな値段です。
この教材は、高齢者の方も学んでいます。
体験者のレポートをいくつかご紹介します。
また途中でイヤになるのかしらと不安に思いながらも購入しました。
ところがなんとこの私が最後まで学習し終えました!なぜこんな私が続けられたのかというと、内容が日常英会話で使えるセンテンスを入れ込んで最後までスト―リーとしてまとまっていること。内容量がちょうど良かったこと。簡単なセンテンスから徐々に無理なく言えるように構成されており、さらに長くなっても抵抗なく英文が言えるように作られているのです。
おかげで最近ではテレビで放送される外人さんのコメントが大体聞き取れるようになってきました!
(女性・大学事務員・53歳)
会社の帰り道は徒歩で帰る事が多いので、歩きながらこの教材を使用しております。会話を口に出す事で、自然と会話ができるようになってきました。
今ではネイティブの友人と、30分位続けて英語がしゃべれる様になりましたので、会話をするのが楽しくなってきました。
(男性・会社員・55歳)
60歳を過ぎてから英会話の勉強を始めたオジンです。きっかけは夫婦で海外旅行に行ったとき入国審査はやっと通過できたものの食事をするにも思い通り出来ず、はがゆい思いをしたからです。簡単な単語すら聞き取れませんでした。そこでもっと楽しく旅行がしたいと思い英会話教材を探しました。有名な聞き流すだけの教材も買って毎日聞いていましたが成果が出ず途中でやめました。
通勤の車の中で毎日往復1時間半位聞いてと言うより英語を口から言い放しの状態でした。人よりは2倍位は時間がかかったと思いますが質問にも答えられるようになり英会話のトレーニングが楽しくなりました。その後の海外旅行では会話するのが楽しみで会話が通じたときは嬉しかったです。
(男性・会社員・62歳)
英語特有の息を吐く発声法、リズム、抑揚などが、自然と身体に入ってくる。
庭の草を引きながら、教材の長い文章が湧いてくる。 聞き流すだけでは、おそらく達成できなかったであろう。この教材のお陰で、聞いても聞いてもしゃべることができなかった英語の世界が、この身体に口に徐々に染み付いてきた。
(男性・無職・71歳)
あなたが英会話を、楽しく学べて、しかも上達することを祈っています。