
英会話を2か月で、急いで・至急に覚えたい・習いたいという方の状況はさまざまだと思います。
主な状況は、数か月後に海外旅行の予定がある、勤務・仕事で海外出張する、海外勤務やホームステイが決まったとか、逆に来日する外国人と会話しなければならなくなった、職場の移動で外国人が上司になるなど、があるでしょう。
あるいは、試験・受験が迫っていて、特にリスニング(聞き取り)やスピーキングのテスト対策で悩んでいるといった、学校に関係することがあるでしょう。
また就職と絡んで、面接試験に英会話があるとか、勤務している(する予定の)職場で英語・英会話が必要とされているといったこともあるでしょう。
その他、もうすぐ上映される好きな洋画を字幕なしで鑑賞したいとか、外国人が身近にいて、話せるようになりたいなど、状況は人それぞれだと思います。
もしあなたが、2か月で英会話力をつけたいなら、以下の方法をおすすめします。
まず聴く力を育てる
今すぐ英会話力が必要だ・身につけたいという方には、まずリスニング力を上達させることをおすすめします。
なぜリスニング力かというと、私の体験からも、実際に外国人に接したとき、相手の話すことが理解できないと、会話がチンプンカンプンになってしまうからです。
ハロー、ハイ ! とか、How do you do ? とか、とりあえず多くの人は、学校で習った短いフレーズは出てきます。
でも、その先が・・・・・?
私も同じ体験がありました。
外国人の家庭を訪問したときに、お母さんとあいさつを交わしたのはよかったのですが、次に出てきたお母さんの問いかけが分かりませんでした。
というよりも、聞き取れなかったのです。
そのときは、何かおうむ返しに答えたのですが、相手はけげんな顔をしていました。
似たような体験はいろいろと・・・・・
つまり、最初のあいさつのフレーズだけは出てきても、その先は、相手の問いかけが聞き取れないと、もちろん理解ができないため、会話が成り立ちません。
英会話でなくても、見知らぬ外国人が知らない外国語で話しかけてきたら、自分が話すより先に、相手が何を言っているのかを理解しようとしますよね。
でないと、的確な応答ができません。
つまり、まずは英語の話し言葉に慣れることです。
場面のフレーズ覚える
あなたの時間は限られています。
もっとも効率よく英会話をできるようになるには、まずあなたの英語の話し方とか学習法を振り返ってみてください。
あなたは日本語を英語に直して話していませんか?
英語を話すときに、あなたは頭の中で、日本語を英語に直して話そうとしていくせんか?
さらに、文法は正しいかとか、正しい英語にこだわって、なかなか英語が出て来ないということは、ありませんか?
このようなやり方を、まず改めましょう。
そして、相手の英語に対して、即座に英語で答えられることを目指しましょう。
でも、そんなことをいきなり言われても、あなたは困ってしまうと思います。
それは理想としてはその通りだけど、現実にできないから、困っているわけですよね。
でも、ある学習の仕方で英語を学べば、2か月でも、日常会話ならば、あなたにも可能です。
それは、以下の理由があるからです。
日常英会話の多くには決まったパターンがある
日本語での日常会話を考えてみましょう。
あいさつ、世間話、買い物など、よくあるシーンを思い浮かべてください。
そこでの会話は、ほとんど決まったパターンでできています。
「こんにちは」、「暑いですね・寒いですね」、「これをください」など、会話のやりとりにはお決まりのパターンだらけです。
実は、英会話でも、それは変わりません。
ですから、あなたにおすすめしたいのは、これらのよくあるパターンを覚えてしまうことです。
よくある会話のフレーズを身に付けてしまう
よくある英会話フレーズを身に付ければ、たいていの日常英会話はできてしまいます。
そこで、具体的にフレーズを覚えるにはどうするかですが、あなたには2か月という期間があります。
つまり、期間が限定されていますから、おすすめしたいのは、2か月後にあなたはどのような場面での英会話を出来るようになりたいのかを、はっきりさせることです。
具体的な目標を作りましょう。
たとえば、海外に出かける予定があるなら、そこで出会う場面をイメージしてみましょう。
よくある場面を具体的に挙げてみるのです。
そして、それぞれの場面でよくある会話パターンをリストアップします。
そうすれば、具体的に覚える必要のある英会話が明らかになり、それらを集中して学ぶことで、あなたの目標の大部分が達成されるはずです。
2ヶ月と限定されているので、ある意味で、まんぜんと学習するよりも効率的に英会話力が上達すると思います。
ぜひ、あなたの目標を達成してください。